UGC動画とは。AIでどこまで作れるか
UGC動画は、普通の人がスマホで撮ったような雰囲気の動画のことです。自撮りで話すレビュー、手に商品を持って見せるカット、一人称視点の何気ない映像など。TikTok やリール、ショートでは、作り込んだ広告よりもタイムラインになじみやすいことがあります。
ただ、実際に撮るとなると、出てくれる人を探して、何テイクも撮り直して……と手間がかかります。小さなブランドやお店、広告の切り口をいくつも試したい担当者にとっては、そこがいちばんの壁です。
EGAKU AI の Storyboard · UGC なら、文章からシーンを 1 つずつ作り、最後に 1 本の縦型動画(9:16)にまとめられます。企画の検討、フックの比較、AI であることを明示した広告づくりに向いています。
手順1:UGC のプリセットを選ぶ
Storyboard · UGC を開いて、作りたい雰囲気に近いプリセットを選びます。どれも縦型 9:16 で出力されます。
- UGC · Selfie talk:腕を伸ばしたインカメラ、手持ちの軽い揺れ、窓からの光。カメラに向かって話すレビュー向き。
- UGC · Product in hand:商品を見せる手元のアップ。開封、質感、サイズ感を見せたいとき。
- UGC · POV:一人称の手持ち映像。日常のルーティンや、使っている場面を見せたいとき。
1 本の中で組み合わせても構いません。冒頭は自撮りで話し、中盤は手元、最後に POV で使った結果を見せる、という流れはよく使われます。
手順2:UGC パネルにシーンを下書きしてもらう
プロンプトを全部自分で書く必要はありません。UGC パネルに次の内容を入れます。
- 商品やアイデア(例:「通勤用の詰め替えできるガラスボトル」)
- 形式
- シーンの数
- セリフの言語
するとシーンごとのプロンプトを書いてくれます。これはあくまで下書きです。伝えたいことが 1 つに絞れているかを見直し、セリフは実際に口に出して自然かどうかで直してください。
手順3:同じ「出演者」を最初に作る
シーンごとに顔が変わってしまうと、UGC らしさは一気に崩れます。そこで、動画を作る前に出演者の画像を 1 枚作っておきます(約 3 クレジット)。この画像が各シーンの最初のフレームになるので、最後まで同じ人物が登場します。
人物は「20代後半の女性、肩までの髪、白いシャツ、明るい部屋」のように、ざっくり書けば十分です。動画のために作った架空の人物にして、実在のインフルエンサーなど特定の人に似せるのは避けましょう。
手順4:シーンを生成して書き出す
シーンは EGAKU 独自の動画モデルで作ります。オープンソースの動画モデルを土台に、自分たちで調整したモデルです。自社モデルなら 1 シーン最大 60 秒まで作れ、最大 3 シーンを同時に生成できます。
シーンがそろったら書き出しです。最大 12 シーン(合計で約 3 分)を BGM 付きの 1 本の動画にまとめます。書き出しは Basic プラン以上が必要です(料金)。無料プランでもシーンの生成はでき、自社モデル(標準画質)の最初の 1 本は無料なので、まずは流れを試してみるのがおすすめです。
反応が取れて、誠実な UGC 広告にするコツ
- 1 本で伝えることは 1 つ。売りが 3 つあるなら 3 本に分けます。
- 最初の 2 秒でつかむ。ロゴではなく、悩み・リアクション・商品そのものから始めます。
- 商品は手に持って見せる。大きさや使っている感じが一目で伝わります。
- 広告なら 1 シーン 3〜6 秒。テンポよく切り替えます。
- セリフは話し言葉で。短い文、普段の言葉づかい。キャッチコピー調は避けます。
- 画面の文字はプロンプトに入れない。テロップは後から編集ソフトで入れるほうが、誤字もタイミングも調整できます。
最後に、透明性を大切に。プラットフォームの決まりで必要な場合は、AI 生成であること・広告であることを必ず表示してください。AI の出演者を実在のお客様の本当の感想のように見せるのはやめましょう。正直に使えば、UGC 風の AI 動画はアイデアを早く安く試せる手段になります。